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You and / Café wedding

「お気に入りのカフェで結婚式をしたいんです」と、おもてなしの気持ちいっぱいのスケジュールリストとともに想いを伝えてくれたのは、結婚式の半年前のこと。

打ち合わせが始まった頃、恥ずかしいからどちらかと言えば結婚式はしたくないと仰っていた彼ですが、みんなをワクワクさせるのが大好きな彼女と準備を進めるうちに、いつしか結婚式が楽しみと言ってくださるように。お二人で、ゲストの皆さんに楽しんでもらいたいと沢山の時間をかけて準備をされました。

お二人が選ばれたのは、廃校になった小学校をリノベーションした緑豊かな自然を眺めることのできるカフェ。結婚式前日には、この日のために彼のお父様と一緒に作った“新たな始まりを意味するセレモニードア”を家族みんなで運んでくださったり、彼女のお父様と弟さんが準備を手伝ってくださったり。お二人のために準備されるご家族の姿は、たっぷりの愛情で溢れていました。

気持ち良い秋晴れの日。
テラスでの挙式は、お母様のベールダウンから。ゲスト全員が参加できる式にしたいという思いから、指輪は祝福の気持ちを込めて全員の手を渡って届けてもらったり、ゲストと握手しながら言葉を交わされたり。同僚からのエール、おばあさまの嬉しそうな顔、思わず溢れたお母様の涙、たくさんの想いが伝わる幸せな時間でした。

心温まるセレモニーの後は、挙式を彩ったお手製ドアからお二人が登場すると、地元のオリジナルドリンク「ハヤブサイダー」で乾杯。その後は、地元食材をたっぷり使った食事を楽しみながら、ゲストがお二人の席へ次々と進まれ食事や会話を楽しまれました。

席札でもあったジェンガのピースは、お二人へのメッセージを書いた後に積み上げられ、ジェンガゲームで大盛り上がり。笑いあり、涙ありの賑やかで温かなパーティーは大きな拍手に包まれました。家族とともに準備された結婚式は、お二人らしさ、そしてそれぞれの家族の愛を感じられる1日となりました。

Information
Date
Place
2019
Café&Dining San(八頭町)、Tottori