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「七五三」という一日

ハレの日も、なんでもない日も、人生の中の一日であることは変わりありませんが、家族が集まるハレの日は、より自分の育ってきたストーリーや人のつながりを感じやすい日でしょう。

この日は、七五三の撮影をさせていただきました。

我が子の七五三も同じ神社だったので懐かしさを覚えながら、待ち合わせをして合流。

くついで過ごされるご家族。緊張の面持ちから一変、こういう時にしか出さない普段の顔があったり、リラックスしたお互いの様子が見られます。そんな時に、ふと目に止まった家族の風景。

この日の主役がいて、その周りにはお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんがいて。お水を飲んだり、写真を撮ったり、スマホを触ったり、窓の外を見たり、みんながいろいろなことをしています。その瞬間、まさに人生のワンシーンをそこでみているような気になり、すかさずカメラを構えました。

七五三は、まさにお子さまの成長を祝う人生のたいせつな一日。

僕らが関わらせていただいているのは、誰かの人生の一部なのです。

Information
Date 2021
Place 勝田神社(米子市)、Tottori