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僕ら夫婦の、新たなスタート。

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僕ら夫婦の、新たなスタート。

夫婦となって13年目。この度、二人で新たに合同会社「僕ら」を立ち上げました。
これからはプライベートだけでなく、仕事を一緒にするパートナーにもなります。
このコラムでは、いろいろ書いていくことになりそうですが、初回は自分たちがどうして会社を作ったのか、そのことを少し書かせてください。

まずは簡単に夫婦の紹介。
僕は、新聞記者として働いていましたが、2年前にフリーランスのフォトグラファーとライターとして独立。妻は、結婚式場で経験を積んだウエディングプランナーで、数年前からフリーでプロデュースをさせていただいていました。

そんな別々の仕事をしてきた僕ら。家では仕事の話はしないという方もいらっしゃると思いますが、僕らにとって話題に仕事のことがあがるのはごく自然なことでした。というのも、実は出会いも仕事だったんです。当時は、新聞社の広告営業と、結婚式場の広報担当として、一緒に広告案を考えたことがきっかけで、それが今や夫婦となって会社を作るようになるとは、人生っておもしろいものだなぁと思います。

普段は家族3人(9歳の一人息子がいます)で暮らしていて、3人で楽しめることをするのも大好きですが、夫婦で働く楽しさはまた別物です。仕事を通し、お互いの思考や感性を知れ、新しいアイデアが生まれていく。そういう瞬間はやっぱりワクワクしますし、一緒に達成感や喜びを共有できることは大きなやりがいになります。
(もちろん、一生懸命になる分、議論が活発になりすぎることも時にはあります…笑)

この2、3年で、二人ともフリーランスとなったことは大きな変化でした。これからどんな働き方をして、どんな風に社会に貢献したいか、その未来を考える時間が増えました。そこで出した答えが、この合同会社「僕ら」でした。

法人化は「頑張っていくぞ」という一種の決意表明でもありますが、共に仕事をしていくことはなんとなくお互いの中にあって、タイミングの問題だったのかもしれません。そう思えたのは、やってきた手段は違っても「誰かの人生が少しでも豊かになることをしたい」という根本にある目的や思いが一緒だったからで、二人ならきっと一人ではできなかったことが形になっていくんじゃないかという予感と根拠のない自信(なんとかなる、というよりもなんとかするという覚悟に近いかもしれません)を持てたからです。

今後は、取材、撮影、編集、ウエディングという自分たちのやってきたことはもちろん、依頼を受けた仕事において、そこにいる人の想いや物事の本質を丁寧に汲み取り、さまざまなプロデュースやディレクションをしていきたいと思っています。

あと、夫婦で働く上で良いことがあって、それは一緒にいる時間が増えたことです。
暮らしと仕事の境界線がだんだんとなくなり、普段の生活が仕事に生き、仕事は暮らす上での義務ではなく、やりがいにもなってきました。この辺りの話もまたコラムで綴ってみます。

立ち上がったばかりの小さな会社ですが、これまでご一緒してきた方々や、まだ見ぬ未来に出会える方々と共に、どんなことができるだろうと考えると、ワクワクする気持ちでいっぱいです。ご相談もお気軽にしていただけたら嬉しいです。

今後ともよろしくお願いいたします。

合同会社「僕ら」
共同代表 藤田和俊、里美

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